著者松尾清貴(著)出版社小学館発行年月2014年05月ISBN9784094060478ページ数381P9784094060478内容紹介大正十四年十月、「私」の祖父が住む秩父郡峰伊那村でダムが決壊、「波多野岬」という名の少女が犠牲になった。
翌年私は、祖父の家の納屋で、祖父に宛てられた少女の手紙を三通見つける。
最初の一通には未来・過去・現在を定義する「クラウス曲線理論」なる小文が綴られており、別の一通にはダムの底に「答え」があると書かれていた。
少女の死にこだわった私は、少女と同じ名を持つ「間中岬」とともにダムへと向かう。
すべての「語り」は「騙り」に過ぎないのか?驚きの結末を用意するミステリ表題作と、近代文学の香り漂う青春小説「簡単な生活」の二編を収録。
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